- しょうえん
- I
しょうえん【小円】(1)小さな円。(2)〔数〕 球を, 中心を通らない平面で切ったときの切り口の円。IIしょうえん【小園】小さな庭園, また菜園。IIIしょうえん【小宴】小人数で行う宴会。 また, 自分の主催する宴会を謙遜していう語。IV
「~を張る」
しょうえん【招宴】宴会に人を招くこと。 また, その宴会。Vしょうえん【松園】⇒ 上村松園VIしょうえん【松煙】(1)松を燃やした煙。 また, 松明(タイマツ)の煙。(2)松を燃やしてつくった煤(スス)。 顔料や墨の原料として用いる。 松煤(シヨウバイ)。(3)墨の異名。VII「国司~をつみて御前におきたりけり/著聞 3」
しょうえん【消炎】炎症を抑えること。VIIIしょうえん【瘴煙】悪気や毒気を含むもや。IXしょうえん【硝煙】銃砲などの発射や火薬の爆発によって出る煙。Xしょうえん【荘園・庄園】中国では唐代から, ヨーロッパでは八世紀頃から行われた土地所有形態および領主の所有地。 日本では, 奈良時代末以降, 貴族や寺社が諸国に私的に領有した土地をいう。 大規模な開墾と地方豪族・農民からの寄進によって平安中期に飛躍的に増大し, また不輸不入(フユフニユウ)の特権を得て貴族・寺社の経済的基盤となった。 鎌倉・室町時代を通じて, 武士勢力の侵略を受け, また商業経済が発達するに及んで次第に衰え, 太閤検地によって制度的にも消滅した。 荘。 そうえん。XIしょうえん【蕭衍】(464-549) 中国, 南朝梁の初代皇帝(在位502-549)。 諡(オクリナ)は武帝。 斉を滅ぼして建国。 治世中, 六朝(リクチヨウ)を通じて最も貴族文化が栄えたが, 晩年仏教に傾倒して財政を破綻させた。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.